Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

リハーサル

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まずはピアノの調律から始まります。

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息の合った3人、リハーサルは短めでした。

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渋谷毅さん
本番までは完全防備です。

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外山明さん
皮ジャンが似合ってます。

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市野元彦さん
もう体内から熱気があふれているせいか・・・軽装です。

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リハの合間に、市野さんのギターをちょっと拝借して・・・・キマってますねぇ


本番
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「今までにない心地よい、うっとり、まったり、とにかく気持ち良いジャズでした」
「流れるようなトリオで、とてもよかったです」
「重なり合い、溶け合う音の谷間にたゆたう心地よさ、最高です」  アンケートより

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「90年ごろビッグバンドで聴いた。今日は一音一音いかにも愛おしい大事な音の感じがしてうれしい」
「余分な音のない、肩の力の抜けた、体の奥に染み込むピアノ、すてきでした」

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「柔らかく、心にしみるようなギターの調べ、ピアノのタッチに心いやされました」

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「ドラム、素晴らしい」
「なんと雄弁なドラム!」
「ドラムがこんなにおもしろいとは。音をつかんでは離す、そのタイミングが何とも言えませんね」

秋の夜長にぴったりのQuiet jazzでした。出演者の皆様、ご参加くださった皆様ありがとうございました。
54年ぶりの11月の初雪とか、振り返ればこの一年、夏も、秋も変な天候の多い年でした。残りひと月は穏やかな日々でありますように。
次回は2017年1月22日(日)、片倉真由子さんのピアノソロでスタートします。
少々早いですが、良い年になりますように!









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市野さんは昨年秋のジャズプラッツ21回で池長さんやデンマークのクリスチャン ヴーストさん達と演奏していただきました。
市野さんが参加するレギュラーグループには橋爪亮督(Ts)グループ、竹内直(ts.fl.bcl.)“MANI”、小山彰太(Ds) “幽玄郷”、水谷浩章(B) “BLOW OUT”など多数ありますが、市野さんを紹介するには”Rabbitoo”を外すことはできないと思います。市野元彦(g)、藤原大輔(ts)、佐藤浩一(p)、千葉広樹(b)、田中徳崇(ds)の個性の強い5人のユニットで、リーダーを定めないグループと言われていますが、市野さんが要になっているのは間違いないでしょう。

このユニットが奏でる音楽は何とも不思議な心地よさがあります。その音楽空間は、私風に例えるなら、深くうす暗い海底で、ゆらゆらとうねる音楽に包まれて浮遊しているような心地よさ、とでも言いましょうか。電子音響と生音の楽器が不思議な効果をあげています。ベースやギターが単調なフレーズを繰り返す中で、電子音化されたサックスのソロが多層な音の波の中で心地よいハーモニーを生みます。ドラムも多彩な音のさざ波の奥から響いてくるように感じます。

rabbitooについて、市野さんはインタビューで、「“即興に逃げない”っていうのは、大事にしたことかもしれませんね。ミニマルに繰り返すような曲をやりながら、ジャズ・ミュージシャンの強迫観念で“前と違うことをしなくちゃいけないんじゃないか”みたいなことはあまり考えたくない。気持ちよかったら全く同じソロを弾いてもいいと思う」と語っています。

市野さんのこのハーモニー感覚や音色に対する感覚は、今回の渋谷さんや外山さんに通じるものがあると思います。渋谷さんも「市野さんとは、ハーモニーに対するセンスに似たものがあって、美しいと思うものに共通したものがあるみたい」と言っていますし、市野さんも「外山さんもそうなんですけど、僕が好きになれるミュージシャンって大体そうなんですよ、3人でもデュオでも一つの楽器を一緒に演奏しているような気分になれる、それを渋谷さんには強く感じられるんですね」と、インタビューで語っています。

今回のトリオが生み出す音の一体感、漂う浮遊感、温かいサウンドのイメージを想像していただけたでしょうか。私の説明では十分とは言えませんので、当日でも是非時間を作ってきてくださり、この素晴らしい音楽を楽しんでいただきたいと願います。
いよいよ明後日になりました。お待ちしています。

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外山さんは15歳の誕生日にドラムを購入したとウェブに書かれています。高校3年の時に音楽の道に進むと宣言して進路指導教師に怒られたとか。でも、高校卒業後はコンサートホールの裏方のアルバイトをしながらバンド活動に励み、21歳で上京して1,2年後には「坂田明DADADAオーケストラ」や「日野照正HAVATAMPA」に参加し、渡辺貞夫グループ、松岡直也グループにも加わり、活動の場を広げました。

外山さんはキューバ、インド、西アフリカなどの国を回る武者修行で独自のリズム感覚と技術を極め、ギニアにも訪れてギニア国立舞踊団のパラフォンのソリストであった故モハメッド・スィッラさんに手ほどきを受けました。日本では数少ないバラフォン奏者として知られています。

以上はすべてウェブで集めた情報です。外山さんご本人は、チラシの写真をいただきたいとお願いした私に、「僕写真ないなぁ、困ったな」と言いながら、お顔はにこにこしてちっとも困った様子のないような大陸的な方です。外山さんのウェブサイトは、見かねたファンが管理人として運営していらっしゃるようで、アフリカの写真が楽しくて興味深いのでご紹介します。
hwbb.gyao.ne.jp/tea-pb/qanda.htm
ライブスケジュールも最新に更新されていて、管理人様ご苦労様という感じですが、これも外山さんの人徳でしょうか。

外山さんは時々立ってドラムを叩きます。でも派手なドラミングではありません。立ったまま澄んだ音でリズムを刻みます。どんな時に立つんですかと、ヤボな質問をしたことがあるのですが、「自然に立つというか、気分かな、また、すわるしね。」という、いかにも、なお答え。自分の気分だけでなく、共演者が奏でる音楽の気分という意味も含まれているだろうと思います。

外山さんのドラミングはソロを長々と取る自己主張型ではなくて、共演者を見て音を出しリズムを刻みながら、独特のグルーブを醸し出し、場の空気を膨らましているように思えます。ご本人も独特の雰囲気を持ったかたですが、その手の動き、体の動きにも目が吸い寄せられて見入ってしまいます。

渋谷さんも外山さんも、多摩地区には初めて来ていただきます。是非、この機会に素晴らしい演奏をお楽しみください。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でどうぞ。
このサイトのメールフォームでも受け付けています。




渋谷さんを紹介するのに、なかなか書けなくて困っています。
書く内容は、おそらく、どのミュージシャンよりもたくさんあって、ありすぎて、私の中でまとまらないというか、核心がつかめなくて、そのせいで、ライブまでもう一か月もないのにモタモタし、困っています。

ウェブ上にあふれている渋谷さんの音楽歴を写せば、日本を代表するジャズピアニスト、1960年代から1970年代は作曲家、編曲家として歌謡曲、映画、CMなどの音楽を数多く手がけ、NHK番組「おかあさんといっしょ」にも曲を提供し、由紀さおり、相良直美、森山良子、浅川マキたちにも曲を作曲した人、編曲では坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、由紀さおりの「夜明けのスキャット」など、ジャズを知らなくても、この歌はみんな知っているというような曲を多数編曲した人、です。

ジャズでは、「Essential Ellington」で、スイングジャーナルの第33回ジャズ・ディスク大賞・日本ジャズ賞を受賞(1999年)、森山威男とのデュオ作品で第35回ジャズ・ディスク大賞・日本ジャズ賞と芸術祭優秀賞を受賞(2001年)、映画音楽では「嫌われ松子の一生」で第30回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞(2007年)と、まるでキラキラ星のような経歴です。

輝く星のような経歴も、渋谷さんご本人に語らせると色合いがずいぶん変わってきます。「ピアノをやめた理由は一身上の都合で、といったもので、その結果作曲編曲に専念することになったのだから悪いことではなかった・・・ジャズが好きだったからピアノを弾いたり、またいずみさんの手伝いをしたり、そういったことを繰り返して、ピアノをやめてからは編曲に専念するようになった・・・ある時、そろそろ曲(歌)を書いてみないかといわれた。最初はふ~んと思っただけだったけれどやってみて驚いた。まるで書けない。どうやっていいのかわからない。なんとか作っていずみさんに見てもらった。ふ~ん、とこんどはいわれる番だ。それでも「いいじゃない」といわれた時はうれしかった」と、Face Bookの「ピアニスト渋谷毅」で語っています。

いずみたくさんと中学生の頃からの知り合いということもあり、渋谷さんは30代半ばまでいずみたく事務所でいろいろな仕事をされたようです。本格的にジャズに復帰されたのは1975年にトリオを結成された時ということになるのでしょうか。その後1986年には渋谷毅オーケストラの結成、1999年には3管とピアノという変わった編成でエリントン曲を演奏する「渋谷毅Essential Ellington」を開始して、両方ともに今日に至るまで続いています。
こうして渋谷さんの経歴を書き連ねていると、精力的に音楽の領域を広げる活動的な音楽家というイメージを読む人に与えそうで、渋谷さんの実像と雰囲気とはどんどん離れていく違和感を覚えてしまいます。

私が知っている渋谷さんは、ピアノがそこにあるからその前に座り、やおら静かに手を動かし、時に足を組んで下になった足でペダルを踏みながらさり気なく弾き続けるピアニスト、です。演奏する曲の世界に入り込んで体や頭を振ることも、パワフルで聴く人を圧倒するような演奏スタイルとも、全く無縁の人。地味で、自然に手が動くというような弾き方で、聴き手を魅了してしまう人です。

長年お付き合いのあった浅川マキさんには「ちょっと、よくわからない人」、サックス奏者で作曲家としても有名な本多俊之さんにば「違うものを見ている、みんなと同じものを見ていても、この人は違うものを見てるんじゃないかな」と思われている人です。そして、足を組みながらの演奏に驚く私には、「だって、ピアノを弾いているだけだから」と笑いながら言う、dandyな方です。

最後に、渋谷毅、外山明、市野元彦の三人のライブがある前に渋谷さんが書いていた言葉を紹介します。
「とてもいいと思う。と、ひさしぶりに自画自賛。
休みですることがない人などには絶好だと思う。あ、でも、ライブに行って「今日は盛り上がりましょう」なんて考えてる人には向かない。どちらかといえばさびしくなるライブかも知れなくて、でも、音楽はそこからはじまるんだけど、と小さい声でいってみる。」

11月18日、金曜日の夜、仕事が終わった後することがない方は是非、いらしてください
ご予約はルヴェソンヴェール南大沢(042-677-3301)にお電話でお願いいたします。このサイトのメールフォームからも受け付けていますので、是非どうぞ!


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「もう6、7年前になるのか、神戸のビッグアップルで偶然聴いた市野元彦さんのアルバム「Time Flows (like water)」がとてもよくて、一度この市野さんという人とやってみたいと思った。 それが何ヶ月もしないうちに実現したのは幸運としかいいようがないし、それが一度では済まなくなったのもうれしい。
アルバムを作ろ...」
渋谷毅さんがFBに書いているこのトリオに関する感想です。
トリオが奏でる独特の音楽の世界を秋の夜長に楽しみましょう。
ご予約はお早めに、ルヴェソンヴェールへお電話か、このサイトのメールフォームからお願いいたします。