Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか



昨今の池長さんを見ていると、2014年頃から変化が見えて、忙しさの内容も変わっているように思えます。そのきっかけは2014年11月にデンマークの素晴らしいミュージシャン3人、ニコライ・ヘス(Nikolaj Hess(p))、クリスチャン・ヴースト(Christian Vuust(sax))、アンダース・クリステンセン(Anders Christensen(b))が初来日したことから始まっているように見えます。

元々ECMサウンド(ヨーロッパの名門ジャズレーベル、透明感のあるサウンドと澄んだ音質が特徴)が好きで、クリスチャン・ヴーストとはバークリー音楽大学時代に知り合ったこと、バークリー時代に既に、クールで落ち着いた音楽の方が好きだと自覚したことを含めて、池長さんと北欧ジャズとの繋がりは芽生えていたのでしょう。

日本のジャズファンは北欧のジャズマンたちを温かく迎え、彼らも日本に好印象を得て、それからは絆が深くなりつつあります。その橋渡しを池長さんが担っているようです。

2015年は3月の恒例のバード・シーガー来日で、マサ・カマグチとのトリオのツアーで始まり、7月にはコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルに招待されて渡欧。10月にテナーサックス奏者ヤコブ・ディネセンとマサ・カマグチの来日でトリオ・ツアー、翌11月にはクリスチャン・ヴースト再来で市野元彦、萬恭隆とともにカルテット・ツアー。このときにはジャズプラッツにも来ていただきましたね。これらのツアーのために、池長さんは演奏場所のブッキングから宿や国内での切符など、すべて手配するわけです。

さらに2016年になると、3月に今度はニコライ・ヘスとイェンス・スコウ・オルセン(Jens Skou Olsen(b))が来日、7月には池長さんが再びコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルに招待されて北欧へ、9月にはスペインのピアニスト、マルコ・メスキーダ(Marco Mezquida)とマサ・カマグチが来日してツアー。

さすがに昨年はバートさんが来日できる日程を取れなかったのかもしれませんね。池長さんは演奏の傍らプロモータ―の役もこなしながら、誰か助手がほしい!と思っているかもしれません。

今年もバート・シーガー・トリオのツアーの後には、5月にクリスチャン・ヴーストの来日が決まっています。日本で受け入れてくれるミュージシャンがいれば、海外のミュージシャンがまた来日したいと思うのは当然でしょう。池長さんを通して北欧と日本のミュージシャンの交流の輪が広がり、ジャズファンも増えていくと期待しています。

でも、それだけでは終わっていません。池長さんは多忙な中でも自分の音楽を色濃く出せるリーダーグループを結成しました。それがThe Poetry of Impressionism(印象派の詩)で、メンバーは池長一美(ds)、橋爪亮督(ts)、浅川太平(p)、萬恭隆(b)です。結成して2年余り、個性的な素晴らしいメンバーに恵まれて、ますます自由に真摯に自己の音楽を追及しグループの音楽を深めることに取り込んでいます。それ以外に、多くのレギュラーグループとの演奏も.あり、まさに充実期、いえ、さらなる飛躍期というべきでしょうか、まだまだ忙しい日々が続きそうです。

いよいよ三日後にライブが迫りました。バード・シーガーさんからもメールが届いています。「南大沢の素晴らしいコミュニティに聞いてもらいたい新曲を携えて、皆さんにまたお会いできるのを楽しみにしている」とのことです。
まだ少しお席が残っています。お時間のある方は是非ご予約ください。
ルヴェソンヴェール(042-677-3301)でも、このサイトのメールフォームでも、お待ちしています。

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前回のカマグチさんの紹介記事で、掲載できなかった部分がありましたので、追記します。ブログの調子が良くなかったのか、私の技術が未熟なのか(たぶんこっちだと思いますが)、リンクを張れなかったので割愛した部分です。せっかくですから、スペインの音楽を聞いていただきたいと思いました。
以下、無事リンクが晴れることを祈りつつ、追記します。ウェブに掲載されていたエピソードです(World Music Centralからの抜粋です。今問題になっている著作権に触れるかも・・・?)

オンライン・マガジンのWorld Music Centralの記事によると、ポルトガルのEvora(エヴォラ)で開催されたEXIB 2016(イベロアメリカ・ミュージックEXPO 2016)において、大地震の後で参加できなくなったエクアドルの歌手に代わって登場したのがMariola Membrivesとマサ・カマグチの二人でした。Mariola Membrivesはカタルーニャの音楽院(ESMUC)でフラメンコのディプロマを取得し、ジャズやラテン音楽も学んだフラメンコ歌手でありダンサーで、カマグチさんとよく共演しています。

「メンブリベスはフラメンコとジャズボーカルのテクニックを織り交ぜて歌っていたが、マサ・カマグチはうねうねと複雑なジャズベースラインを弾き通した。それは予想外の組み合わせで、ステージで同時に二つのパフォーマンスが繰り広げられているように感じ、効果的だった」

そういう弾き方もすれば、同じデュオで歌によってはこういう弾き方もするというカマグチ氏の多才ぶりをご覧ください。
www.youtube.com/watch?v=nanhs9TEzJY
https://www.youtube.com/watch?v=nanhs9TEzJY

フラメンコもいいですね。
このyoutubeはEXIB2016での演奏ではありません。場所も曲も全く違います。私が聞いたカマグチさんの演奏とも違います。youtubeで探していろいろ演奏を聞くと、「実際考えると、それぞれ何をやっているのかわからないんですが」という言葉の後ろの広がりが見えてくるようで、とても興味深いので、聞いていただきたいと思いました。

改めて、ライブの予約をお誘いします。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でどうぞ!
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マサ・カマグチこと、釜口雅敏さんは北海道の稚内生まれです。現在はスペインのバルセロナ在住です。GMF(Global Music Foundation)に掲載されたプロフィールによると、14歳でエレクトリックベースを始め、1985年に法政大学に入学後、アコースティックベースを本格的に学んだそうです。

1990年にボストンのバークリー音楽大学に入学し、ジョージ・ガゾーン、バート・シーガー、ハル・クルックなど優れたミュージシャンと出会い、ヨーロッパや北欧へのツアーを何度か行っています。

1994年にニューヨークに拠点を移し、多くのミュージシャンと共演した後、2006年にバルセロナに移り、現在に至っています。興味深いのは、Wikipediaに掲載されたカマグチさんの記事はドイツ語サイトで、スペイン語サイトにはありません。ドイツにもファンが多くて、誰かが記事を作成したのでしょう。スペイン在住だのに、スペインのファンはなぜ書かないの?と言いたくなりますね。いえ、それより、ご自身でウェブサイトを立ち上げていただきたいですね。Face Bookはあるのですが、友人が投稿した写真や記事ばかりです。

私はご本人のことをよく知らないままに昨年初めて演奏を聞いたのですが、大陸的な人柄で、きっと音楽以外にはあまりこだわらない人ではないかしら、なんて思いました。たたずまいがとても自然で気取りも力みもなく、音楽が始まるとすっと音の中に入って集中するという感じでした。

前述のGMFの人物紹介の最後を要約すると、「直観の鋭いプレイヤーで、独特のサウンドでアコースティックベースに新鮮な視野を開く。温かな音色とモダンなスタイルが持ち味の多才なプレイヤーで、広範囲な音楽の影響を受け、それらが反映されて彼の素晴らしいコンセプトが形成されている」と称賛しています。

日本のウェブサイトにはあまり登場されないのですが、2015年5月の「ジャズ批評」では珍しくインタビューを受けています。それによると、家族の関係でバルセロナに移ったので、特にスペインに思い入れがあるわけではないが、中南米と言語が同じなのでラテン音楽のプレイヤーが多く来て、それがアンダルシアの音楽と混ざる面白さがあるとのこと。ニューヨークには定期的に長めに滞在して活動をしているそうで、ジャズプレイヤーとしてはニューヨークではやはり帰ってきたという気持ちになると、語っていました。

スペインでジャズを演奏するのと、アメリカや日本で演奏する違いを聞かれて、「実際考えると、それぞれ何をやっているのかわからないんですが(笑)、NYとくらべるとのんびりと音楽に向き合えるような気がしています」と答えています。この、ゆるい、というか、飾らない答え方が私の受けた印象とつながったような気がして思わず頷いてしまいました。

インタビューの最後に、「今後は日本にも定期的に帰って、活動も増やしていきたい」と語っていますので、これからは日本のジャズシーンにももっと登場されるでしょう。まずは3月24日、ボストンの旧友トリオの演奏で、素晴らしいジャズをお楽しみください。

ご予約はお早めにルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願いします。このサイトのメールフォームでもお待ちしています。



ボストン在住のシーガーさんがジャズプラッツで演奏してくださったのは2013年10月ですから、約四年ぶりです。ニューイングランド音楽院で教鞭を取っているので、学校が休みの時期に来日し、池長さんとツアーをするのが恒例になっていて、今年は二年ぶりの来日のようです。

ボストンでは音楽を指導する傍ら、月に2、3回の定期的なライブを行っています。音楽院に学びに来るワールドクラスの音楽家たちと演奏できることがとても良い刺激になって、そのような環境で音楽に集中できることを楽しんでいる様子です。

たとえば、2009年にリリースされたアルバム「Lima Beams」はペルーのリマ出身のベーシストLorge Roeder とドラマーJorge Perez Albelaとのトリオです。

Jorge Roederは16歳でロシアのペテルスブルグの音楽院の招待学生となって学び、2年後にはリマのオペラ・オーケストラから2001年、2002年シーズンの首席ベーシストのアシスタントとして招待されました。その後ニューイングランド音楽院の奨学金をもらってジャズを学び、シーガーさんと出会います。
Jorge Perez Albelaはバークリー音楽大学で博士号も取得し、ヨーロッパ演奏旅行もし、ニューヨークでも活躍するドラマーでLorge Roederとは友人です。

シーガーさんはこのアルバムに入れたオリジナル曲「How High Is The Ocean」の説明で、この偉大なミュージシャン2人が辛抱強く教えてくれた”festejo”(フェステホと読み、ペルーの黒人独特のリズム)に基づいて作曲したと書いています。教えると同時に他国の音楽を学んで自分の音楽に生かし、ワールドクラスのミュージシャンと組んで定期的にライブもできる、まさに幸せな環境です。

そんなシーガーさんの最近のブログを拝見すると、大統領選以後、Face Bookに偽りのニュースや情報が蔓延していたので、しばらく見なかったと書いています。ニュースの情報源はしっかり確認しよう。それだけでなく、我々が長年かけて築き上げたものを政府が取り上げないよう、よく見ている必要がある。さらに、自分たちの仕事、行動も良く自覚して、良い方向へ向かう力となるようにしよう。この暗い時代に、愛と温情と光の源となるように、人々が関わり合い、交流し、会話を続けていく必要があると書いています。
シーガーさんのブログを読むと、事あるごとに深く静かにやさしく思索し、平易な言葉で率直に語っている姿勢が伝わってきます。それはそのまま音楽に反映されていて、内省的でありながら暗くはなく、透明感のあるリリカルなメロディーとして生まれてくるのかもしれませんね。

アメリカの人々が現状を憂うる心情は理解できます。でも、少なくとも、米国では三権分立が確立していて、裁判所が大統領令を差し止めるほど毅然と独立性を維持し機能しているのを見ると、そんなに心配することはないだろうと多少楽観的に考えるのは私だけでしょうか。

シーガーさんは日本に来るのを楽しみにしています。ボストンでは月に2、3度の定期的なライブですが、来日したときは気心の知れたメンバーと毎晩心おきなく演奏ができますから。

ルヴェソンヴェールでは日本ツアーの初日を飾ってくれます。久々に集合したトリオが張り切って演奏してくださるでしょう。
是非、ご一緒にお楽しみください。
予約を開始いたします。
ルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話をください!
このサイトのメールフォームでもお待ちしています!



二年ぶりに来日されるバート・シーガー(P)さん。
迎えるのはジャズプラッツでもおなじみの池長一美(Ds)さん。
スペインのバルセロナ在住で初出演のマサ・カマグチ(B)さん。
なんとこの三人は25年を経て、再びトリオを組んで日本ツアーを行います。

1990年代ボストンでともに活動していた三人、現在はアメリカ、日本、スペインと活動拠点が離れているので、二人がそれぞれ来日しても3人が揃うことはありませんでした。

今回は四半世紀ぶりのトリオです。しかも日本ツアーの初日はルヴェソンヴェール南大沢 !
この稀な機会をどうぞお楽しみに !!

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