Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか



橋本さんは中学時代に吹奏楽部でドラムやパーカッションを演奏し始めたそうです。横浜国立大学入学後はモダンジャズ研究会に入り、ジャズ/フュージョンの演奏活動を開始し、在学中にリットーミュージック社ドラムマガジン誌上のドラムコンテスト'98で「TOSHI・NAGAI賞」を受賞しています。

大学卒業後に本格的にジャズの演奏活動を始め、様々なグループに呼ばれてアルバムの作成に参加したり、台湾のジャズフェスティバルやスイスでの公演にも参加しています。また作曲、編曲も手掛け、2015年2月公演のミュージカル「ラヴ イズ ミラクル」に楽曲を提供しています。

今回の安ヵ川大樹トリオのほかに、ピアニストの西山瞳さんがヘヴィメタルの名曲をカヴァーしたアルバム「New Heritage of Real Heavy Metal」にも参加しています。このアルバムはヘヴィメタル及びジャズの両方で話題になり好評を得ました。このトリオは西山瞳、織原良次(fr-b)、 橋本学のメンバーで、アルバムのタイトルの頭文字を取って「NHORHM」として活動しています。

ほかにも、橋本さんが参加しているトリオは大変個性的なものが多いのです。北川とわ(p)トリオ「Trussonic」(北川とわ、箭島裕治(b)、橋本学)は、「プログレから現代音楽まで散りばめたオリジナル曲が、ジャズ、プログレ、クラシックファンも含め、ジャンルを超えた音楽ファンから支持を得ている」と評判の高い北川とわさんのグループです。

「作戦失敗」という意表を突いた名前のアルバムを出した田中信正(p)トリオ(落合康介(b)、橋本学)は、「孤高の天才」とか「繊細さと躍動性を併せ持ち、縦横無尽にピアノを操るマジシャン」と言われる田中信正さんのトリオです。このアルバムは、橋本さんの説明によれば、「フリージャズでもなく、オーソドックスなジャズでもなく、音楽家田中信正の独自の世界観を、落合康介と橋本学とで忠実に表現し拡大したもの」だそうです。これほど理解して演奏してくれる共演者ば、田中信正氏としてはうれしいでしょうね。

橋本さんは音楽のジャンルに垣根を置かない主義のようで、ジャズ・ドラマーとは自称していないそうです。橋本さんのブログの言葉をそのまま引用するならば、「わたくし相当なひねくれ者で八方美人のため、普段は誤解を避けるべくジャズ・ドラマーとは自称しない事にしています」とのこと。余談になりますが、この言葉を文字通りに取るならば、「宇宙人」のピアニストと「ひねくれ者の八方美人」のドラマーをかかえて、安ヵ川さんも大変ですね、と言いたくなります(笑)。でも、私流に解釈するとこの言葉に、「媚びも愛想もないが、八方の音楽に真正面から対応できるよ」という橋本さんの自負を感じます。

橋本さんは2016年春に長野県富士見町へ引っ越し、そこを拠点に活動をしています。もちろん東京でのライブも、地方へのツアーも行っていますが、今後は松本市や安曇野市など県内での演奏活動を増やして行きたいと考えているそうです。素晴らしいですね。共演したミュージシャンを次々呼び寄せて、空気の良い、音の響きの良い信州に音楽の輪を広げ、地元の人たちと音楽の楽しさを共有してほしいです。微力ながら、この多摩地区で同じ目的のため努力している私としては、大いに応援したいと思います。

さて、安ヵ川トリオのライブがいよいよ来週に迫ってまいりました。まだお席はありますので、お時間のある方はどうぞお越しください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願いいたします。このサイトのメールフォームからも受け付けますのでよろしくお願いいたします。

スポンサーサイト


田窪さんは4歳よりピアノを習い始め、中学の頃ビル・エバンスを聞いてジャズに興味を持ち始めたそうです。クラシックを習っていたのでジャズは独学で学び、高校卒業後バークリー音楽大学に留学しました。2004年にバークリー音楽大学を卒業するとともに、ロイヤルカビリアン社のカリブ海クルーズの客船のピアニストとして半年間演奏し、契約終了後、2005年4月に帰国しています。

現在は安ヵ川大樹トリオだけでなく、川嶋哲郎カルテット、小林陽一クインテット、谷口英二カルテットなどにピアニストとして加わり、ベテランミュージシャンの信頼が厚いことがわかります。

川嶋さんとは時々デュオもやっているようで、とても興味深く思います。川嶋さんの2002年録音のソロアルバムを持っていて時々聞きますが、情熱的に吹き上げるスタイルと、田窪さんの繊細でやさしさに満ちたピアノタッチとの組み合わせでどんな音楽になるのか聞いてみたいと思います。川嶋さんは、カルテットで「祈り」というアルバムを2012年11月に発売した折、ジャズ雑誌「The Walkers」で受けたインタビューで、田窪さんのことを次のように話しています。

「彼は今回のアルバムでもの凄い真価を発揮しましたよね。 凄く優しくて丁寧な部分を持ってて、 彼じゃないとこのアルバムはできなかったと思ってます。 凄く真面目ですし、 今一番音楽の話ができるのが田窪くんですよね。」

川嶋さんはこの時のカルテットを「僕にとっては理想のバンドですね」と言っていますが、そのメンバーである田窪寛之(p)、 安田幸司(b)、 長谷川カク(ds)は、実は田窪さんのリーダートリオのメンバーで、2007年にはすでに一緒に組んでいます。川嶋さんは気心の知れた3人をバックに気持ちよく演奏できたことでしょう。

田窪さんはこのリーダートリオで、5月に初のアルバム「Tone Painting」を出したばかりです。「自分らしい雰囲気のCDになったと思います」とブログ(http://hirotakubo.exblog.jp/i6/http://hirotakubo.exblog.jp/i6/)に書いていますが、音がきれいで明るくて、力みなく流れるようなタッチで、いつまででも聞いていたい心地よい音楽に仕上がっています。ブログを読むと、生真面目に書いているのに面白くて、「ナチュラル派のユーモリスト」というあだ名を進呈したくなります。ブログでのご本人の言葉を借りると「僕は自分が思っている以上にボケたところがあるらしく、「宇宙人」と呼ばれてしまいました。少なからずショックであります」とのこと。いえいえ、そこまでひどくはないと思いますと申し上げますが、楽しいブログですから、読んでみてください。そして、「自分らしい雰囲気のCD」を想像してください。ライブに持ってこられますから、手に取ってみてくださいね。

ライブまでもう3週間足らずとなってしまいました。お近くの方は是非お越しくださり、素晴らしいトリオをお聞きください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話をくださるか、このサイトのメールフォームからお願いいたします。



まずは軽くピアノにふれて。

DSC09848_convert_20170130160130.jpg
夕日も、室内も、ピアニストのお顔も、明るくていい感じです。

開演はデューク・エリントン・メドレーの力強い華麗な演奏で始まり、観客はいきなり心をつかまれたようで、場内には濃密な空気が流れました。(MCで、どうぞ気楽に聞いてください、と笑いを取ったほど)
DSC09900_convert_20170130160332.jpg
DSC09902_convert_20170130160500.jpg
DSC09959_convert_20170130160552.jpg
DSC09958_convert_20170130160655.jpg

演奏の合間には率直で軽妙な言葉で語ります。その都度、場内の空気がふぁっと和みました。
DSC09982_convert_20170130160753.jpg

DSC09972_convert_20170130160836.jpg
演奏者と観客の間に親密な空気があふれていたライブでした。
スタッフの一人が、今日はなんだか時間が短く感じたと話していました。

「片倉さんの違った一面も見ることができて、とてもよかったです」
「とても美しい音色でした」
「心地よい音色でした」
「モンクとスタンダードのバランスがとてもよかった」
「片倉さんのパッションが伝わってきてどきどきした」 (アンケートより)

次回は3月24日、バート・シーガー・トリオです。
バートさんは二年ぶりの来日、どうぞお楽しみに!








工藤さんは北海道出身で、弘前大学に入学後ジャズ研に入部してウッドベースに目覚めたそうです。北海道で活動していましたが、ギタリストの廣木光一グループに参加したのを機に上京しました。2001年には川嶋哲朗グループでセネガルやギニアツアーに参加し活動の場を広げてきました。

現在は高橋知己(ts)カルテット(生田さち子(pf)、斎藤良(ds)、工藤精(ds))、ブルームーンカルテット(黄啓傑(tp)、富永寛之(uke,guitar)、木村純士(ds)、工藤精(b))、その他Orange pekoeのサポートメンバーなど、多忙な活躍ぶりです。

Twitterで工藤さんの奥様が「ツアーだらけの夏」と書いていますが、今年の夏は毎月ツアーで忙しそうでした。特に、「ゆるやかな軽音楽」をテーマにした自由な演奏スタイルで人気のあるブルームーンカルテットでは7月初旬に西日本ツアー、中旬から8月初めまで北海道ツアー、8月下旬は京都から金沢を回るツアーでした。9月に入ると福井アミ・アルバムリリースツアーで初旬は長野、富山、岐阜などを回り、ジャズプラッツのライブの後は高橋知己カルテットツアーで10月初旬まで北海道です。奥様のつぶやき(溜息?)もよく理解できますね。

ツアーの合間には、池長一美(ds)、市野元彦(g)、佐藤浩一(p)、その他さまざまなミュージシャンと都心でのライブに出演しています。今回のコントラバスカルテットの中で一番若手の工藤さんもこの忙しさですから、吉野さん、安カ川さん、水谷さん、工藤さんの4人が揃うということは、誰かが働きかけないと実現しないことが理解していただけると思います。

そんなわけで開催する今回の”Four Basses on the Platz”、なんと一週間前に満席となり、席を増やして90席、これ以上は無理ということで予約を打ち切らざるを得なくなりました。
「待っているファンはたくさんいらっしゃるんですよ。次回は2年もあけないで開催してくださいね」と吉野一門の幹事の方に申し上げたい気持ちです。

22日頃に関東を直撃すると予想された台風も、遠慮してか、さっさと立ち去ってくれるようです。予約してくださった皆様ありがとうございます。当日は少々窮屈になるかもしれませんが、素晴らしい音楽をおおいに楽しみましょう!
豌エ隹キ縺輔s_convert_20160911221150

水谷浩章さんは高校の時に先輩のバンドに入ってベースを弾き始め、横浜国立大学に入学後ジャズ研に入部したそうです。学校で音楽理論を学んだわけでもないし、便利な教科書もなかったので、ほとんど独学で学ぶしかなかったそうですが、大学在学中にライブに参加するようになり、そのままプロのミュージシャンとしてやるようになったと、インタビューで語っています。

プロになってからの水谷さんは山下洋輔をはじめ、大友良英、菊地成孔、南博など素晴らしい音楽家に認められ、レギュラーベーシストとしてそれぞれのユニットで活躍しました。山下洋輔グループでは様々なジャズフェスティバルやヨーロッパツアーに参加。ギタリスト、作曲家、プロデューサーでもあり、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英の「NEW JAZZ QUINTET」では、オーストリア・ヨーロッパツアーやシカゴツアーにも参加しました。

現在は洗足学園大学のジャズ・コースで教鞭をとり、ベテランの坂田明トリオ、松風紘一トリオ、菊池成孔トリオのレギュラー・メンバーで活躍する傍ら、自己のグループ「フォノライト・ストリングス(phonolite strings)」を率いて活動しています。梶谷裕子(ビオラ) 橋本歩(チェロ) 平山織絵(チェロ) 水谷浩章(コントラバス)というストリング・カルテットに 太田朱美(フルート)を加えた特殊な編成ですが、水谷さんの独自のアレンジにより、それぞれのメンバーの力量と個性が発揮され、独特の美しいアンサンブルの世界がひろがります。

水谷さんはプロフィールに「アコースティック・ベースを吉野弘志氏に師事」したと書いています。吉野さんの門下生は数多く、それぞれジャズ界で活躍しています。水谷さんをはじめ、独自の音楽性を追及している個性豊かなベーシスト達です。

そんな門下生を集めて門下会を開くことはできないかと考えたのは、実は水谷さんだったのです。このアイディアはかなり長く心に温めていたそうですが、何しろみんな忙しく活躍するメンバーばかりで、なかなか実現しなかったようです。そこで、全員を集めようとするから無理だと考え、3,4人で気軽に集まって、メンバーや幹事を交代しながら定例化すればいいと思い立ち、第一回目の幹事役を務めたのが水谷さんだったという次第です。

こうして最初のコントラバス・カルテットが実現したのが2014年5月2日、2回目は同年9月3日でした。今回は二年ぶりの3回目です。また4人がアンサンブルはもちろん、ソロやデュオなど様々な形ですばらしい音楽を楽しませてくださるでしょう。秋分の日の夜、ご夫婦で、ご家族でお越しくださり、素晴らしい音楽をお楽しみください。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願いいたします。このサイトのメールフォームからも受け付けておりますのでどうぞ!