Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

リハーサル

ほんの軽く音合わせ

石井彰さん

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杉本智和さん

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須川崇志さん

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石井智大さん
演奏できるのがとても楽しそうで、お父さんの車に同乗して、にこにこしながら会場入りをしました。

開始
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このトリオの音楽の印象を「澄んだ黒という新色を見た気がしました」とコメントしてくださったお客様があります。アンケートの感想を読むたびに、観客の感性の豊かさに感服し、わが身を反省します。

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「チェロが入ったジャズを初めて聞いてとても新鮮で楽しかった。クラシカルなジャズを楽しめた」
「艶めくストリング、チェロのつめ弾き、変幻自在、何という自由な演奏、満喫しました」

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「チェロもベースも弓の雰囲気がとてもいい。効果的で意外な趣がある。バイオリンもいい!」
「こういうジャズは初めてでした。とてもリラックスできて、心に寄り添ってくれるような音楽というか・・・」

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「三人の息がぴったり合ってとても楽しかったです。普段よりまた3倍素敵なライブでした」
「トークもすごくよかった」
「息の合った演奏がすばらしい」

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「バイオリンが入って、違った雰囲気でよかったです」
「サプライズゲストにはびっくり!」
「飛び入りのバイオリン、シンガーの曲、すごく良かったです」
「盛りだくさんでとても楽しめた、コスパ最高!」

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Rani Singamさんはシンガポールから来られた歌姫。現地ではライジングスターといわれ人気のあるシンガーです。
2002年にジャズシンガーとしてデューする前は弁護士をしていた才媛。
ジャズプラッツライブの直前の3日間、チェンバーミュージックトリオとともにツアーをしていて、石井さんからサポートに来てと言われて来たのだとか。「え、歌えるの?」と大喜びしたキュートな方でした。
石井さんはお客様とラニさんの両方にサプライズを仕掛けたのですね~

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お疲れさまでした。ありがとうございました!またいつか!
ご参加下さった多くのお客様、ありがとうございました。

次回は6月9日(土)、ドラムと土佐琵琶のちょっと変わったデュオです。
黒田月水さんと池長一美さんのコラボだけでなく、琵琶と語りもたっぷりお楽しみいただけます。
どうぞ、またご参加ください。




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須川さんについては2016年5月にすでに紹介しました。
石井彰さん率いるチェンバーミュージックトリオでの活動もあって、須川さんはベーシストだけでなく、チェロリストとして登場する機会が増えています。最近はジャズ・チェロリストが徐々に活躍するようになって、CDも出ていますが、須川さんが習い始めたころは1990年代ですから、多分クラシックから入られたのでしょう。4月19日に下北沢のアポロで初めてのソロチェロをするそうですが、やりたいバロックや現代曲がいくつかあるので、それを織り交ぜるとFace bookに書いています。

須川さんというと、私はどうしても「静」のイメージを抱いてしまいます。でも、須川さんが呼ばれているバンドは日野皓正クインテット、八木美知依グループ、本田球也トリオなど、パワフルで先鋭的な音楽シーンを繰り広げるリーターたちのバンドです。その熱気の中で激しく指を動かしているときでも、須川さん本人からは不思議な静かな佇まいが感じられるのです。そんな雰囲気で気負うことなく、フリージャズの坂田明さんや八木美知依さんの中で演奏する須川さんには強靭さと柔軟さの両方を感じます。

アウディ ジャパンは2017年にフルモデルチェンジしたAudi A5の記者発表会に、須川崇志の即興ソロ演奏を起用しました。新型A5のデザインメッセージは「力強さ」と「躍動感」。そのイメージに合わせた即興演奏と映像で意表を突く演出の印象的な発表会です。「Audi A5記者発表会」で検索すればビデオが見られますので、ご覧ください。須川さんの演奏姿も音楽も非常に効果的です。30代半ばの若さで、こんな場面にソロで起用されるのも、ライブハウスでベースやチェロのソロライブが出来るのも、実力と人気と懐の深さがあればこそ、ですね。

チェンバー ミュージック トリオについて、石井彰さんは、サウンドの特徴を「中低音の色気のある音」、「男らしいシックなサウンド」とイメージしているそうです。トリオ全員が日野皓正バンドに在籍した経験がある上に、杉本さんと須川さんは菊池雅章氏から影響を受けていて、3人が共通の美学を持っていると感じるトリオだとのこと。成るべくして成ったトリオですね。

3月も早々と去ってしまいました。でも今年は桜の時期に珍しく晴天続きで、たっぷりと桜を愛でることができます。ライブも間近です。4月6日まで、どうやらお天気も持ちそうです。どうぞご一緒にお楽しみください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願いいたします。また、このサイトのメールフォームでも受け付けています。お待ちしております。




杉本智和さんは1988年に高校を卒業後、アメリカのバークリー音楽大学に留学し、1993年卒業後はニューヨークに行き、様々なセッションを重ねて1995年に帰国。帰国後は諸先輩方に恵まれて活動している、とウェブサイトのプロフィールに書いています。

プロフィールは10行ほどの簡潔な説明です。スケジュールの表示欄がありません。ミュージシャンのウェブサイトにスケジュール欄がないなんて、珍しいですよね。トップページでは、2015年までのスケジュールしかありません。どこに聞きに行けばいいの?とファンは困っているかも。

でも、いい意味で、そのウェブサイトはなんだか懐かしく、暖かい感じです。ウェブデザイナーに任せたような、しゃれてモダンなページが多いのに反して、手作りという感じです。それに、杉本さんはTwitterもFacebookも利用していません。ファンサービスとか宣伝とかは気にもならず、音楽のことしか頭にないのかもしれません。自己を語る気のない人に関しては、周りの人の声を聞きましょう。そう思って、杉本さんが呼ばれているバンドを見ると、錚々たるジャズマン達から厚い信頼を寄せられていることがわかります。

少し古い話ですが、ニューヨークを拠点にして、30年近く活躍し、ゲイリー ピーコック(b)、ポール モチアン(ds)とピアノトリオを組んで活躍したジャズピアニストの菊地雅章氏が、初めて日本人のみのピアノトリオを組んだ時、選んだ若手は杉本智和(b)、本田球也(ds)でした。このトリオで2001年に録音されたCD「On the Move」がリリースされています。菊地雅章氏は2015年にニューヨークで亡くなっていますが、インタビューの中で「杉本君のベース、リズムが非常に良いし、生きている」と語られたそうです。優れた音楽家は簡潔な言葉で本質の核心を表現できるのですね。

現在アメリカのカリフォルニア大学アーバイン校の音楽教授でもあるピアニスト、ケイ赤城氏は毎年帰国ツアーをしていますが、2006年から2011年までそのツアーバンドでベースを弾いていたのは杉本さんです。渡辺貞夫クインテットは2009年から2010年、峰厚介カルテットには2008年から現在も、ハクエイ キム トリオ「トライソニーク」も2009年から現在も。前にも書きましたが、2011年に石井彰さんが、杉本君が忙しくて捕まらないとボヤいていたのも無理ありませんね。

ハクエイ キム氏も杉本さんについて、素晴らしいベーシストであると同時に、サウンドプロデューサーで、「トライソニーク」のサウンドや方向性を常にあらゆる視点から考え、提案してくれると語っています。石井彰さんも、杉本さんについて「自分の語法をしぶとく持っていて音楽を方向付ける」と言い、その後に、「決して白けないのが大好きです」と教えてくださいました。この言葉に、菊地雅章氏の“生きている”に通じるものを感じます。

ミュージシャン仲間の言葉はこれくらいにして、観客の立場で、実は私には忘れられないシーンがあります。2005年ですから、もう10年以上前のことです。その年に神楽坂に新しいライブホール「THE GLEE」が開店されました。ジャズやクラシックに限定せず、アコースティックな音を大事にし、広いステージの後ろの壁はスクリーンになっていて、背景の色、模様など様々な演出ができる素晴らしい音楽空間です。

開店間もないころ、石井彰・杉本智和デュオが開催されました。ステージが広いので、ピアニストとベーシストが離れた位置に立ち、グランドピアノ越しにアイコンタクトを取りながらの演奏です。何曲目かにリズミカルな音楽が佳境に入ると、杉本さんがふいにステップを踏み始めたのです。自然に体が動いたという感じで、ベースを軸にして右に、左に、身を翻し軽やかにステップしながらも、手は乱れることなくリズムを刻みます。石井さんはそれを見て笑いながら身を揺らし、メリハリのあるリズムをたたきます。軽やかで美しいdancing bass playerでした。ほんの1曲だけでしたが、眼も耳も心も奪われた瞬間でした。

その後杉本さんの演奏を何度も見ましたが、あのシーンの再現にはお目にかかれません。あれは、あの空間があって、二人が融和して生まれた音楽が杉本さんをステップに誘ったのではないかと思います。ジャズは一期一会のインタープレーとよく言われますが、その言葉を実感した出来事でした。THE GLEEはまだ名前が知られてなくて、客もせいぜい15人くらい、でもこの観客はとても幸運だったと思っています。

ライブまで2週間ほどになりました。ジャズプラッツで初めて登場の杉本智和さん。是非お聞きください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話で、またはこのサイトのメールフォームからお申し込みください。お待ちしております。



石井さんのトリオでジャズプラッツに来ていただいたのは2011年秋でした。7年もたっている!と自分でもびっくり。年月の滑り去るのが速いこと!

この時のメンバーは金澤英明さんと江藤良人さんでした。
江藤さんは今も石井彰トリオのメンバーで、ベースは杉本智和さんです。そういえば7年前、「杉本君が忙しすぎてつかめないんだよ」と石井さんがぼやいていらしたのを思い出しました。このトリオはそれからずっと続いていて、石井さんが大事にしているトリオです。

金澤さんのBoys Trioには石井さんがピアニストとして参加しています。石若駿さんが中学生の時に結成されたトリオで、石若さんが東京藝大を卒業した今も継続していて、既に3枚のアルバムをリリースしています。いわば、お父さん世代の二人が息子のような石若さんを対等に遇し、年齢を超越した“boys”たちのトリオです。二枚目のアルバムのタイトル「Boys in Rolls 」は「Ladies in Mercedes 」に対抗したのだとか。「オレたちのアルバムはこの名曲に負けてないよ」とロールスロイスにふんぞり返って、自負と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せるboysをイメージすると、こちらもニヤリとしたくなりますね。

今回お呼びするChamber Music Trioは石井さんの新しいトリオです。
石井さんは年頭に、これまでの江藤良人、杉本智和とのトリオと、新しく結成した杉本智和、須川崇志とのチェンバー  ミュージック  トリオの二本立てで活動していきたいと述べています。このトリオもきっと長く続くでしょう。

チェンバー ミュージック トリオは偶然の産物かもしれないと、石井さんは書いています。ピアノトリオのブッキングでドラマーが見つからなかったので、須川さんにベースでなく、チェロとタブラで参加してくれないかと頼んだのがきっかけだとか。結局チェロだけでの参加になったそうですが、トラムの代わりにチェロを選ぶ発想自体がユニークですよね。

その発想の下地として、石井さんは自分の中の静なる部分を浮き彫りにする、モノクロームのような音世界を希求していたそうです。心の底流に流れていたこの探求心に偶然が手助けしてくれたと言えるかもしれません。石井さんが撮るモノクロ写真を思い浮かべると、今後開かれる音世界がイメージできるかもしれません。石井さんのウェブサイト(http://www.akiraishii.net/blog/index.html)にたくさん掲載されている写真をご覧ください。

石井さんのピアノは、なんというか、香り立つような音の世界です。音の表現にこの形容詞はマッチしないのですが、石井彰ファンには、わかっていただけるでしょうか。メロディはもちろん、音の美しさと強弱、リズムそして微妙な“間”、そこから立ち上がるもの、それが石井彰の世界の香りなのでしょう。2001年の同時多発テロ直前に、石井さんがSteve Swallowとのデュオでニューヨークで録音し、発売された「That Early September」を聞くといつも、香り立つ音の世界を感じます。ピアノとベースの会話から立ち上がってくる世界がなんとも魅惑的です。そういえば、Ladies in Mercedesはスティーヴ スワロウの作曲ですね。

チェンバー ミュージック トリオは2017年の結成で、既にアルバム「Silencio」がこの2月にリリースされました。石井さんのこのユニットに対する思い入れが感じられます。何にも似ていないサウンドを目指すユニットのテーマは「漆黒のロマン」。黒はすべての色を包み込んで吸収し、光を反射しない色。でも漆黒にはつやがある。漆塗りの光沢です。そこにロマンを感じます。ピアノとチェロとベースの会話がかもし出す漆黒のロマンの香り。じっくりと味わってください。

1月は往ぬる、2月は逃げる、そして3月が目の前ですが、3月は去ると言われています。また月日が滑り去って行きそうです。のんびりしていないで、予約を開始いたします。新しい石井彰トリオの無二の音世界を一人でも多くの人に聞いていただきたいと思います。どうぞご参加ください。
ご予約はいつものルヴェソンヴェール(042-677-3301)、またはこのサイトのメールフォームからお申込みください。お待ちしています。

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テーマは“漆黒のロマン”
「何にも似ていないサウンドを作りたい。自分の中の静かなる部分を浮き彫りにして、ロマンティックでディープな、モノクロームのようなサウンドを作りたい」
石井彰さんが目指す新たなサウンド。
さくらが散る頃、静かで、クラシックの香りも漂うサウンドをお楽しみください。