Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

リハーサル


黒田月水さん

DSC07808_convert_20180612164925.jpg
リハーサルとはいえ、気迫がすごい。話していらっしゃる時はやわらかな方ですが。

DSC07839_convert_20180612165138.jpg
池長一美さん

DSC07848_convert_20180612165221.jpg
こちらも、黒田さんの謡に合わせて、既に森羅万象の世界に・・・

本番
DSC07893_convert_20180612211500.jpg

DSC07898_convert_20180612211633.jpg
池長さんはリズムを刻み、叩き、ブラシを使い、あくまでジャズのドラミング。

DSC07884_convert_20180612211749.jpg
黒田さんはそんな池長さんを見ながらも、独自の間合いで琵琶をならし、哀歓を包み込んで謡う声は大きなうねりのように響く。
異次元の二つのリズムが空間で出会い共振するように感じました。

DSC07977_convert_20180612230836.jpg

DSC08027_convert_20180612233936.jpg
黒田さんのソロ、壇ノ浦は迫力満点でした。

DSC07923_convert_20180612231019.jpg
演じ終わると、途端にたおやかな笑顔。

DSC07985_convert_20180612231151.jpg
こちらも満面の笑顔。
「トークの掛け合いがテンポよく面白かった」とのコメントもありました。
このお二人、普段から話し始めると止まらないとかー

DSC07990_convert_20180612231243.jpg
池長さんのドラムソロ、Mr. hi hat なかなか聞けない曲でしたね。

DSC08040_convert_20180612231529.jpg
「琵琶を初めて聞き、すごく深い音色で感動しました」
「それぞれのソロで体がしびれました。」
「このペアでまた聞きたい」
「日常から離れて、とても楽しくドラマチックな時間を過ごしました」

たくさんのコメントをありがとうございました。
黒田さん、池長さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

次回は初めて試みる昼ライブです。田窪寛之さんのピアノソロ
7月 22日(日) 11時半開場です。
どうぞご一緒にお楽しみください。




スポンサーサイト

池長さんの紹介はすでに何度かしています。興味のある方はどうぞもう一度お読みください。
http://jazzplatz.blog134.fc2.com/blog-date-201310-3.html
http://jazzplatz.blog134.fc2.com/blog-date-201511-4.html
http://jazzplatz.blog134.fc2.com/blog-date-201703.html

池長さんと北欧のジャズマンとの交流についても上記ブログで紹介していますが、最近のトピックスとしては、2015年と2016年に池長さんが「デンマーク・ジャズ・フェスティバル」に招待されたとき、ポーズランド(Pauseland)と共演したことが縁で生まれたアルバムがあります。

ポーズランドは、サックス、フリューゲルフォルン、ギター、ベースという構成で、ジャズプラッツでも演奏したクリスチャン・ヴーストを始め、デンマークを代表するミュージシャンたちのピアノレス、ドラムレスのカルテットです。そこに池長さんが加わって、それぞれのオリジナル曲を演奏し、「北欧の森や空の情景が浮かぶ一編の詩のよう」と評されるアルバムが出来上がりました。タイトルは池長さんのオリジナル曲で、雨上がりの情景を表現した「Niwatazumi(にわたずみ)」です。
ご本人の言葉によると、「自分らしい作品に仕上がった自信作」で、すばらしいアルバムです。ライブに持ってきてくださるでしょうか。

充実した活動を続けていた池長さんですが、2017年後半は母君の病で音楽活動も山あり谷ありの状態を経験されました。が、今年の年頭のブログでは明るさが戻っています。この夏にまた北欧のジャズフェスティバルに招待されていること、これまでのカルテットやトリオを続けることの他に、新しいプロジェクトとしてのデュオ、ライフワークである「指導」を掲げ、それらに全力投球し、魂の入った音楽を聴いてもらえるよう頑張りたいと述べています。

今後は新しいデュオも増えるでしょうが、今回のデュオはもう回を重ねており、二人が演じる方丈記は「更にパワーアップし、また深くなった気がします」と黒田さんがフェイスブックで書いています。私は以前にも聴いていますので、ますます楽しみにしています。皆様もどうぞご一緒にお聞きください。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)に、またはこのウェブサイトのメールフォームからお願いいたします。


リハーサル

ほんの軽く音合わせ

石井彰さん

DSC07471_convert_20180412162527.jpg
杉本智和さん

DSC07663_convert_20180412162634.jpg
須川崇志さん

DSC07466_convert_20180412162734.jpg
DSC07450_convert_20180412162834.jpg
石井智大さん
演奏できるのがとても楽しそうで、お父さんの車に同乗して、にこにこしながら会場入りをしました。

開始
DSC07584_convert_20180412163607.jpg
このトリオの音楽の印象を「澄んだ黒という新色を見た気がしました」とコメントしてくださったお客様があります。アンケートの感想を読むたびに、観客の感性の豊かさに感服し、わが身を反省します。

DSC07605_convert_20180412163747.jpg
DSC07598_convert_20180412163943.jpg
「チェロが入ったジャズを初めて聞いてとても新鮮で楽しかった。クラシカルなジャズを楽しめた」
「艶めくストリング、チェロのつめ弾き、変幻自在、何という自由な演奏、満喫しました」

DSC07644_convert_20180412164253.jpg
DSC07702_convert_20180412210524.jpg
「チェロもベースも弓の雰囲気がとてもいい。効果的で意外な趣がある。バイオリンもいい!」
「こういうジャズは初めてでした。とてもリラックスできて、心に寄り添ってくれるような音楽というか・・・」

DSC07534_convert_20180412165328.jpg
DSC07491_convert_20180412165240.jpg
DSC07659_convert_20180412165417.jpg
「三人の息がぴったり合ってとても楽しかったです。普段よりまた3倍素敵なライブでした」
「トークもすごくよかった」
「息の合った演奏がすばらしい」

DSC07726_convert_20180412165520.jpg
DSC07718_convert_20180412165614.jpg
「バイオリンが入って、違った雰囲気でよかったです」
「サプライズゲストにはびっくり!」
「飛び入りのバイオリン、シンガーの曲、すごく良かったです」
「盛りだくさんでとても楽しめた、コスパ最高!」

DSC07736_convert_20180412172415.jpg
DSC07763_convert_20180412172510.jpg
DSC07766_convert_20180412172555.jpg
Rani Singamさんはシンガポールから来られた歌姫。現地ではライジングスターといわれ人気のあるシンガーです。
2002年にジャズシンガーとしてデューする前は弁護士をしていた才媛。
ジャズプラッツライブの直前の3日間、チェンバーミュージックトリオとともにツアーをしていて、石井さんからサポートに来てと言われて来たのだとか。「え、歌えるの?」と大喜びしたキュートな方でした。
石井さんはお客様とラニさんの両方にサプライズを仕掛けたのですね~

DSC07773_convert_20180412172634.jpg
お疲れさまでした。ありがとうございました!またいつか!
ご参加下さった多くのお客様、ありがとうございました。

次回は6月9日(土)、ドラムと土佐琵琶のちょっと変わったデュオです。
黒田月水さんと池長一美さんのコラボだけでなく、琵琶と語りもたっぷりお楽しみいただけます。
どうぞ、またご参加ください。






須川さんについては2016年5月にすでに紹介しました。
石井彰さん率いるチェンバーミュージックトリオでの活動もあって、須川さんはベーシストだけでなく、チェロリストとして登場する機会が増えています。最近はジャズ・チェロリストが徐々に活躍するようになって、CDも出ていますが、須川さんが習い始めたころは1990年代ですから、多分クラシックから入られたのでしょう。4月19日に下北沢のアポロで初めてのソロチェロをするそうですが、やりたいバロックや現代曲がいくつかあるので、それを織り交ぜるとFace bookに書いています。

須川さんというと、私はどうしても「静」のイメージを抱いてしまいます。でも、須川さんが呼ばれているバンドは日野皓正クインテット、八木美知依グループ、本田球也トリオなど、パワフルで先鋭的な音楽シーンを繰り広げるリーターたちのバンドです。その熱気の中で激しく指を動かしているときでも、須川さん本人からは不思議な静かな佇まいが感じられるのです。そんな雰囲気で気負うことなく、フリージャズの坂田明さんや八木美知依さんの中で演奏する須川さんには強靭さと柔軟さの両方を感じます。

アウディ ジャパンは2017年にフルモデルチェンジしたAudi A5の記者発表会に、須川崇志の即興ソロ演奏を起用しました。新型A5のデザインメッセージは「力強さ」と「躍動感」。そのイメージに合わせた即興演奏と映像で意表を突く演出の印象的な発表会です。「Audi A5記者発表会」で検索すればビデオが見られますので、ご覧ください。須川さんの演奏姿も音楽も非常に効果的です。30代半ばの若さで、こんな場面にソロで起用されるのも、ライブハウスでベースやチェロのソロライブが出来るのも、実力と人気と懐の深さがあればこそ、ですね。

チェンバー ミュージック トリオについて、石井彰さんは、サウンドの特徴を「中低音の色気のある音」、「男らしいシックなサウンド」とイメージしているそうです。トリオ全員が日野皓正バンドに在籍した経験がある上に、杉本さんと須川さんは菊池雅章氏から影響を受けていて、3人が共通の美学を持っていると感じるトリオだとのこと。成るべくして成ったトリオですね。

3月も早々と去ってしまいました。でも今年は桜の時期に珍しく晴天続きで、たっぷりと桜を愛でることができます。ライブも間近です。4月6日まで、どうやらお天気も持ちそうです。どうぞご一緒にお楽しみください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願いいたします。また、このサイトのメールフォームでも受け付けています。お待ちしております。




杉本智和さんは1988年に高校を卒業後、アメリカのバークリー音楽大学に留学し、1993年卒業後はニューヨークに行き、様々なセッションを重ねて1995年に帰国。帰国後は諸先輩方に恵まれて活動している、とウェブサイトのプロフィールに書いています。

プロフィールは10行ほどの簡潔な説明です。スケジュールの表示欄がありません。ミュージシャンのウェブサイトにスケジュール欄がないなんて、珍しいですよね。トップページでは、2015年までのスケジュールしかありません。どこに聞きに行けばいいの?とファンは困っているかも。

でも、いい意味で、そのウェブサイトはなんだか懐かしく、暖かい感じです。ウェブデザイナーに任せたような、しゃれてモダンなページが多いのに反して、手作りという感じです。それに、杉本さんはTwitterもFacebookも利用していません。ファンサービスとか宣伝とかは気にもならず、音楽のことしか頭にないのかもしれません。自己を語る気のない人に関しては、周りの人の声を聞きましょう。そう思って、杉本さんが呼ばれているバンドを見ると、錚々たるジャズマン達から厚い信頼を寄せられていることがわかります。

少し古い話ですが、ニューヨークを拠点にして、30年近く活躍し、ゲイリー ピーコック(b)、ポール モチアン(ds)とピアノトリオを組んで活躍したジャズピアニストの菊地雅章氏が、初めて日本人のみのピアノトリオを組んだ時、選んだ若手は杉本智和(b)、本田球也(ds)でした。このトリオで2001年に録音されたCD「On the Move」がリリースされています。菊地雅章氏は2015年にニューヨークで亡くなっていますが、インタビューの中で「杉本君のベース、リズムが非常に良いし、生きている」と語られたそうです。優れた音楽家は簡潔な言葉で本質の核心を表現できるのですね。

現在アメリカのカリフォルニア大学アーバイン校の音楽教授でもあるピアニスト、ケイ赤城氏は毎年帰国ツアーをしていますが、2006年から2011年までそのツアーバンドでベースを弾いていたのは杉本さんです。渡辺貞夫クインテットは2009年から2010年、峰厚介カルテットには2008年から現在も、ハクエイ キム トリオ「トライソニーク」も2009年から現在も。前にも書きましたが、2011年に石井彰さんが、杉本君が忙しくて捕まらないとボヤいていたのも無理ありませんね。

ハクエイ キム氏も杉本さんについて、素晴らしいベーシストであると同時に、サウンドプロデューサーで、「トライソニーク」のサウンドや方向性を常にあらゆる視点から考え、提案してくれると語っています。石井彰さんも、杉本さんについて「自分の語法をしぶとく持っていて音楽を方向付ける」と言い、その後に、「決して白けないのが大好きです」と教えてくださいました。この言葉に、菊地雅章氏の“生きている”に通じるものを感じます。

ミュージシャン仲間の言葉はこれくらいにして、観客の立場で、実は私には忘れられないシーンがあります。2005年ですから、もう10年以上前のことです。その年に神楽坂に新しいライブホール「THE GLEE」が開店されました。ジャズやクラシックに限定せず、アコースティックな音を大事にし、広いステージの後ろの壁はスクリーンになっていて、背景の色、模様など様々な演出ができる素晴らしい音楽空間です。

開店間もないころ、石井彰・杉本智和デュオが開催されました。ステージが広いので、ピアニストとベーシストが離れた位置に立ち、グランドピアノ越しにアイコンタクトを取りながらの演奏です。何曲目かにリズミカルな音楽が佳境に入ると、杉本さんがふいにステップを踏み始めたのです。自然に体が動いたという感じで、ベースを軸にして右に、左に、身を翻し軽やかにステップしながらも、手は乱れることなくリズムを刻みます。石井さんはそれを見て笑いながら身を揺らし、メリハリのあるリズムをたたきます。軽やかで美しいdancing bass playerでした。ほんの1曲だけでしたが、眼も耳も心も奪われた瞬間でした。

その後杉本さんの演奏を何度も見ましたが、あのシーンの再現にはお目にかかれません。あれは、あの空間があって、二人が融和して生まれた音楽が杉本さんをステップに誘ったのではないかと思います。ジャズは一期一会のインタープレーとよく言われますが、その言葉を実感した出来事でした。THE GLEEはまだ名前が知られてなくて、客もせいぜい15人くらい、でもこの観客はとても幸運だったと思っています。

ライブまで2週間ほどになりました。ジャズプラッツで初めて登場の杉本智和さん。是非お聞きください。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話で、またはこのサイトのメールフォームからお申し込みください。お待ちしております。