Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

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古谷さんのピアノを初めて聞いたのは、確か3、4年前の吉祥寺のSometimeでのライブでした。若いのに懐の深いピアニストという印象でした。「若いのに」は余計な言葉で失礼かもしれませんが、40歳前後のミュージシャンは私の息子や娘たちと同じ年頃なので、つい、そう思ってしまうのです。でも、こんな私にも、40代の男性を見て、「わぁ、おじさん」なんて思った時代もありました。遠い昔ですが・・・

最初から話がそれてしまいましたが、古谷さんは高校時代にオハイオ州グレンオーク ハイスクールのビックバンドのピアニストとして活躍したのち、カリフォルニア州オレンジコースト カレッジに入学、さらに1995年にマサチューセッツ州ボストンのバークリー音楽院に編入しています。十代で渡米し、広いアメリカの3つの州を渡り歩くというのはなかなか大変な経験でしょう。オハイオ州は合衆国の中西部、カリフォルニア州は西海岸、マサチューセッツ州は東海岸で、気候も文化もかなり違います。古谷さんを初めて聞いた時に感じた風格というか、懐の深い印象はあながち的外れではなかったと、後で納得しました。

古谷さんはバークリー在学中にプロとしてボストンやニューヨークで演奏を始め、卒業後は、取得条件の厳しい米国アーティストビザを取得して、米国内だけでなく、日本、カナダ、韓国などでも演奏し、ボストンでは老舗ジャズクラブでレギュラー ピアニストとして演奏活動をしていました。2005年に、十数年滞在したアメリカから帰国された後は、故郷の山梨県に腰を据えて音楽活動を展開しています。なかなか聞く機会がなかったのも無理からぬことですね。東京からそう遠くないとはいえ、なぜ山梨県で?と思っていたのですが、先日のライブで古谷さんから頂いたフライヤーを見てわかりました。

そこにはお父上の古谷宏氏が1967年に創立された古谷音楽教室があるのです。残念ながら既に他界されているのですが、ピアニスト、作曲家として活躍された方で、歌曲、合唱曲、オーケストラの曲から市町村歌や地元の校歌だけでなく、「八ヶ岳」「笛吹川秘抄」など山梨の自然の美しさ、厳しさを表した作品まで広い分野で作曲された方です。それらの作品は二期会合唱団が歌い上げた「古谷宏の世界」と題する二枚組のCDとして発売されています。また、地元のクラブではピアニストとしてジャズ、シャンソン、歌謡曲、映画音楽など幅広いレパートリーを弾いていたとのことです。

古谷淳さんはその音楽教室で、ジャズや即興音楽を教えています。そのウェブサイトのブログで、「音や色、景色や鳥の声を美しいと感じる心そのものが音楽を創り出す」と書いています。教える原点、創作の原点なのでしょうね。父上と同様に郷土の四季を愛し、アメリカで汲み取ったものを織り交ぜて日々の暮らしの中で音楽を創作し、演奏し、教え、そして子育てもする充実した日々を過ごしているピアニストです。都心でもなかなか聞けないのに、多摩にお呼びできたことは素敵でしょ。ファンの方がさっそく予約を入れてくださり、「古谷さんのオリジナルはとても素敵なんです。是非とも弾いてもらって」とリクエストが入っています。

もちろん、古谷さんのオリジナルも、西口さんのオリジナルも交えて、楽しい一夜になると思いますよ。ご予約は早めにどうぞ!
ルヴェソンヴェール((042-677-3301)にお電話で、またはこのサイトのメールフォームからご予約ください。
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