Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか



古谷さんには2014年6月に西口明宏さんとのデュオで来ていただきました。
その時に、若さに似合わない風格があると書いた覚えがあるのですが、あれから約2年、恵まれた環境に溺れず、身に付けた技術に力まず、若さと風格がバランスよく保たれて、さらに魅力が増しています。

主催する音楽教室での指導や運営、二人の息子さんの子育て、共演する人の輪が広がるにつれて増える都心での演奏やツアーで、きっと体が二つ欲しいと思っているだろうと想像するのですが、山梨の本拠地を大事にしていらっしゃるようですね。先日の大雪の日には、ライブを終えて帰ろうにも列車が動かず、JR八王子駅で5時間待たされてぼやいたり、また、諸事に多忙な中で、ああ、ピアノが弾きたい、とつぶやいたりしながらも、都心から遠い家路につく時間が好きだとか。二枚目のアルバムにあるオリジナルの「Home」はそんな気持ちを表現した曲だそうです。

古谷さんは自然に包まれた山梨での生活を大切にしながら音楽を深めていくおつもりのようです。デビューアルバム「Exprimo」や二枚目のアルバム「Home Songs」でも、日常を大切に暮らす中で生まれるひらめきや心の動きが昇華されて古谷ワールドが形成されています。ファースト アルバムは「絶え間なく続く、決して特別ではない日常の積み重ねの中に生まれた音楽である」と明言しています。

二枚のアルバムはほとんどがオリジナルで、スタンダードは1曲だけです。ファーストアルバムのスタンダード「Over the Rainbow」を聞いた時、新鮮な驚きを感じ、ジャズってこんなに自由に曲を変貌させることができるんだと改めて感動しました。

私たちは今とても恵まれた状況の中にあって、Over the Rainbowのピアノソロを聞きたければ、いくらでもyoutubeで探して聴くことが出来ます。たとえば 有名なKeath Jarrettのこの演奏はいかがでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=VultD5pIbd8
この演奏を聞いた人のコメントの中に、死ぬまえに最後に聞きたいバージョンだと書いている人がいるほど静謐で美しい曲になっています。それに比べて、古谷さんのOver the Rainbowはさわやかで明るくてリズムも心地よく、でもほんの少し切なさも感じられて、生きることを謳歌するような曲に出来上がっています。お聞きになりたければ、当日CDを販売していますからどうぞ。

ピアノソロはピアニストの人柄と音楽をそのまま楽しめる機会だと思います。トリオやカルテットのように、共演者の演奏に刺激されて変化するということのない、いわばその人の素地の演奏を楽しめる機会です。オリジナルが中心となるでしょうが、スタンダードは何を弾いてくださるのか、あれこれ想像しています。
ご一緒に古谷さんの音楽を堪能しましょう。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話くださるか、このサイトのメールフォームでどうぞ。


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