Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

井上さんconvert_20140727213706

井上智さんは最初からミュージシャンを目指していたわけではないようです。
高校時代はロックバンドで演奏し、同志社大学では政治学を学び、軽音楽同好会に入って演奏していたそうです。ジャズも勉強しないといけないと考えてジャズスクールに通い始めたのが大学4年とか、その頃に、将来の進路について考え、音楽の道を選ぶか、そのまま卒業して就職すべきかと真剣に悩み始めたとの事です。ジム・ホールとロン・カーターのデュオのレコードを繰り返し聞いていた日々のある夜、夢にジム・ホールが現われて「音楽はすばらしいよ」と語りかけてくれたと、アメリカのジャズギター雑誌のジム・ホール特集への寄稿文に書いています。

大学時代からキャバレーやライブハウスでの仕事が入っていた井上さんは、結局、大学卒業後も就職しないまま演奏活動を続けていました。そのうち、一ヵ月だけジャズに浸ろうとニューヨークへ行ってショックを受けたのが契機となり、その後再び渡米し、六ヵ月間滞在してジャムセッションやストリートミュージシャンに明け暮れているうちに、現地でも声がかかって仕事が入ってきたそうです。

アメリカでも何とか生活できると思えるようになった井上さんは、2,3年しっかり勉強しようと決心して、再度渡米したのですが、それからはもう一年、もう一年と思っている間に21年もアメリカで過ごしてしまったと、にこやかな顔で語っています。なんとも、おおらかな話ですね。

3度目の渡米でニューヨークのニュースクール大学へ入学し、そこで夢に現われたジム・ホールに実際に出会って、井上さんの人生が大きく変わることになりました。ジム・ホールは井上さんにとってジャズをやり始めるきっかけになった人であり、恩師でもあります。しかし、ブルーノートや、ジャズクラブの老舗ヴィレッジ・ヴァンカードの70周年記念におけるジム・ホールとのデュオ出演、ジム・ホールのジャズギター教則ビデオの監修及び出演などを通して、二人はかけがえのない友人ともなったのです。

米国滞在中はロン・カーター、バリー・ハリス、秋吉敏子をはじめとするトップ・ミュージシャンとのツアーやリーダーアルバムの発表のかたわら、ニュースクール大学での講師、日本のジャズライフ誌でスタンダード講座を毎月10年以上連載するなど、後進の指導にも熱心でした。また、ニューヨークでジャズを修行する日本人ミュージシャンの間では「困った時の井上さん」とか「駆け込み寺の井上さん」として知られていたほど、後進の支援をされていたようです。

経歴の説明はこれくらいにして、ともかく、井上さんのライブはとても楽しいのです。演奏の素晴らしさは勿論のこと、曲の中にスタンダードの有名なフレーズを次々引用する遊び心、温かい音、何よりも楽しそうな演奏姿に魅了されて時間を忘れてしまいます。そんな楽しい時間を共有しましょう。

ジャズギター大好きという常連さんがトップで予約してくださり、ジム・ホールの曲も聞きたいとリクエストされています。お時間のある方は早めにご予約お願いいたします。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話で、またはこのサイトのメールフォームからどうぞ!


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