Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか



市野さんは昨年秋のジャズプラッツ21回で池長さんやデンマークのクリスチャン ヴーストさん達と演奏していただきました。
市野さんが参加するレギュラーグループには橋爪亮督(Ts)グループ、竹内直(ts.fl.bcl.)“MANI”、小山彰太(Ds) “幽玄郷”、水谷浩章(B) “BLOW OUT”など多数ありますが、市野さんを紹介するには”Rabbitoo”を外すことはできないと思います。市野元彦(g)、藤原大輔(ts)、佐藤浩一(p)、千葉広樹(b)、田中徳崇(ds)の個性の強い5人のユニットで、リーダーを定めないグループと言われていますが、市野さんが要になっているのは間違いないでしょう。

このユニットが奏でる音楽は何とも不思議な心地よさがあります。その音楽空間は、私風に例えるなら、深くうす暗い海底で、ゆらゆらとうねる音楽に包まれて浮遊しているような心地よさ、とでも言いましょうか。電子音響と生音の楽器が不思議な効果をあげています。ベースやギターが単調なフレーズを繰り返す中で、電子音化されたサックスのソロが多層な音の波の中で心地よいハーモニーを生みます。ドラムも多彩な音のさざ波の奥から響いてくるように感じます。

rabbitooについて、市野さんはインタビューで、「“即興に逃げない”っていうのは、大事にしたことかもしれませんね。ミニマルに繰り返すような曲をやりながら、ジャズ・ミュージシャンの強迫観念で“前と違うことをしなくちゃいけないんじゃないか”みたいなことはあまり考えたくない。気持ちよかったら全く同じソロを弾いてもいいと思う」と語っています。

市野さんのこのハーモニー感覚や音色に対する感覚は、今回の渋谷さんや外山さんに通じるものがあると思います。渋谷さんも「市野さんとは、ハーモニーに対するセンスに似たものがあって、美しいと思うものに共通したものがあるみたい」と言っていますし、市野さんも「外山さんもそうなんですけど、僕が好きになれるミュージシャンって大体そうなんですよ、3人でもデュオでも一つの楽器を一緒に演奏しているような気分になれる、それを渋谷さんには強く感じられるんですね」と、インタビューで語っています。

今回のトリオが生み出す音の一体感、漂う浮遊感、温かいサウンドのイメージを想像していただけたでしょうか。私の説明では十分とは言えませんので、当日でも是非時間を作ってきてくださり、この素晴らしい音楽を楽しんでいただきたいと願います。
いよいよ明後日になりました。お待ちしています。

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