Jazz platz ジャズプラッツ

ジャズプラッツでライブを楽しみませんか

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安ヵ川大樹トリオは新しいアルバム「Blessing」をこの6月7日、つまり昨日発売しました。発売ツアーの一環としてジャズプラッツにも来ていただきます。
このトリオは昨年6月に最初のアルバム「Gentle Breeze」を発売し、一年そこそこで二枚目のアルバムを出すという活躍ぶり。安ヵ川さんがこのトリオを大事にし、その時々のサウンドの成長を形に残していきたいという意気込みを感じます。

安ヵ川さんについては、「Four Basses on the Platz」で昨年9月に来て頂いたときに紹介していますが、今年の夏も相変わらずお忙しそうです。ワーカホリックではないかと思うほど(笑)。休むよりも日々音楽にかかわっている方が楽しいという感じです。したいこと、できること、人に頼まれたことを全部スケジュール化して休日がなくても、疲れを見せることなく笑顔を絶やさない余裕、タフな方だなぁと感心します。バランス感覚がすぐれていて、いろいろな面でバランスを取ることが自然にうまくできる懐の深い人なのでしょう。それは2010年のLawson Ticket & HMV Newsのサイトの インタビュー記事で読み取ることができます。
http://www.hmv.co.jp/en/news/article/1007290095/)

例えば、ダイキムジカについては、素晴らしい音楽を録音できても発信する場がないという事から立ち上げたレーベルで、安ヵ川さんの音楽家として要求するものや感覚の鋭さと、ビジネスセンスとのバランスが無理なくとれているようです。アルバムを出す以上はミュージシャンの意向を尊重し、ジャケットに関してもミュージシャンの希望を取り入れながらセールス的にも優れたものに仕上げる一方で、録音した音には音楽家として責任を持ってもらう意味で、商業的な観点からの加工はしないで、作ったものをそのままのカタチで出すという基本方針は、ミュージシャンにとってやりがいもあるし嬉しいことでしょう。

安ヵ川さん自身の音楽については「僕の中ではベース・ソロという一人で完結している世界があって、そことすり合わせた結果、トリオのサウンドになっているというところがあると思います。当然、僕の中で鳴っているものをすべてトリオで表現してしまったら、バランスが取れなくなってしまうけど、ただ、ベース・ソロの世界なりがうまく反映されるカタチになれば、トリオの作品にも一貫性が出てくるかなと思います」と語っています。自分の音楽の軸はソロ演奏が中心にあって、そこから外に向かって発信していくという事でしょうか。ジャズは呼応しあう、会話しあう音楽だと私はとらえていたので、ベース・ソロの世界が中心にあるという考え方は興味深く思いました。

安ヵ川さんの年初からのスケジュールを見ると、2月の台湾のボーカリストとの国内ツアー、4月の台湾ツアー、5月の韓国のボーカリストとの国内ツアー、6月のNew York Tokyo connection、7月の安ヵ川大樹トリオCD発売ツアー、New York Standard Quartetツアーと席の温まる暇もないほどのスケジュールの合間にソロライブも行っています。まさに、行動するミュージシャンですね。

そんなわけで、今度のジャズプラッツは木曜日開催という異例の形になりましたが、どうぞ皆さま、誘い合わせてお集まりください。
予約を開始いたします。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話を下さるか、このサイトのメールフォームからお願いいたします。お待ちしております。



珍しく、週日(木)に開催します。
都心勤務の安カ川ファンには無理でしょうか? いえいえ、少々の遅刻は構いません。
仕事帰りに美味しいお料理と安カ川トリオの楽しい音楽、疲れも吹っ飛び、明日への元気が出ます。
常連さんはもちろん、都心の方々も是非!お越しください。
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多田誠司さん
最初からこんな感じです。
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中村健吾さん
中村さんはもっと!
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井上智さん
いつもの穏やかな表情で
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定刻に開始
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「元気いっぱいのスウィング、情感たっぷりのバラード、変幻自在な演奏で、トリオが本当に楽しそうで、こちらも幸せな気持ちになりました」  (アンケートより)
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「最高に楽しいライブでした」
「ジャズの楽しさを満喫しました」  (アンケートより)

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ユーモアたっぷりのMCでした。

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「井上さんはいろんなフレーズをサラッと混ぜ込むし、みんな楽しんで演ってるし、アレンジもとても楽しかった。もういっぺん呼んで!」
「聴きごたえがありました」  (アンケートより)

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リーダーがご満悦で聞き入るシーンもたびたび・・・
楽しかったと、口々に言いながら、お客様は帰って行かれました。
トリオの皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。

次回は7月6日、安ヵ川大樹(b)、田窪寛之(p)、橋本学(ds)の安ヵ川大樹トリオです。
どうぞ、お楽しみに。











共演者のバッキングでも、メロディアスなフレーズがあふれ出るソロでも、ふくらみのある暖かい音で聞く人を楽しませてくれる井上智さんについては、もう二度(2014 年8月、2015年8月)も紹介しているし、中村健吾さんのブログでも触れたので、もう書くことがないと悩んでいると、次のような井上さんの告知が目に留まりました。

「長い間、ジャズライフ誌に講座シリーズを書いてまいりました。振り返えると、1998年の5月号「どんどん増えるスタンダード」から連載が始まり、「毎月増えるスタンダード」「ジャズギター理論と実技」「jazz guitar songbook」とほぼ19年も続いてきました。
書くネタはいくらでもあるのですが、最近いろいろと忙しくなってきたこともあり、今回でひとまず一区切りとさせていただきます」

赤ちゃんが産声を上げてこの世に生まれてから、やがて成人式を迎えるまでの年月、休まず連載を続けてこられたことは、なんともすばらしい偉業だと思います。「ネタはいくらでもある」のに、それを終わりにせざるを得ないほど、井上さんの活動の幅が広がったということでしょう。でも、慶應大学日吉キャンパスでのジャズ授業は継続されるようです。これは音大生ではない一般大学生が対象で、しかも英語での授業とか。井上さんだからこそ出来る、ジャズを広める教育だと思います。

また、ニューヨークで活躍する敦賀明子さん(オルガニスト)のジャパンツアーや、2015年の「Loud Minority Quintet」、2016年の「Dezron Douglas Black Lion Quintet」の来日時もゲスト出演しています。井上さんの広くて豊かな人脈により、今後はますますアメリカと日本のジャズをつなぐ活動が広がっていくでしょう。いえ、広げてくださり、日米混合グループの演奏がもっと気軽に聴けるようになってほしいと願います。実際に交流を進めるとなると、ブッキングからホテルや交通手段の手配など、裏方の仕事は大変だと思いますが、誰でもできることではなし、キーとなる人の存在があってこそ実現できることなので、大いに期待したいです。

いよいよライブは今週末に迫りました。お席はまだありますので、お時間のある方は是非お越しださい。ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でどうぞ!このサイトのメールフォームでも受け付けておりますのでよろしくお願い致します。

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中村健吾さんは高校時代にバンドを組んで、エレキベースを受け持ち、大学ではフュージョン系のバンドで本格的にベースを弾いたとか。大学卒業後はバークリー音楽大学に行くことを決心し、卒業後一年は渡米費用を稼ぐためにバイトに精を出しました。それだけでなく結婚もしたとのこと。勇気があるというか、突っ走りタイプと言うべきか?中村さんのご両親は大反対だったけれど、奥様のご両親は理解してくださったそうです。

中村さんはバークリー音楽大学に入学してから、チャールス・ミンガスの作品に衝撃を受けてアコースティックベースに転向し、1991年に卒業するとニューヨークで腕試しをしようと決心しました。「ニューヨークに行かずに帰国するのはいやだった」そうです。ほぼ同時期に学んだ大西順子(P)や大阪昌彦(Ds)たちが帰国し活躍しているのを横目に見ながら、中村さんはアルバイトで生活費を稼ぎつつジャムセッションに通っていたそうです。日本のミュージシャンに呼ばれて帰国したときには、日本にはこんなに仕事があるのかと驚いたとのこと。以上は、まだニューヨークに滞在中の2006年にインタビューを受けた産経新聞の記事(http://www.sankei.co.jp/enak/2006/longinterview/oct/kiji/27nakamura.html参照)から転記させていただきました。

その記事で中村さんは「単純といえばそうですね。猪突猛進なんですよ」と笑っています。将来への計算とか不安に動じることなく、まず行動するのは意志の強さや情熱、楽観的な思考力、努力する粘り強さなどがあるからでしょうね。そういう力は運を呼ぶ力でもあると思います。

実際、アメリカでの活躍の一部をあげれば、ウィントン・マルサリスのグループで、クリントン前大統領主催のプレジデントサミットでの演奏、リンカーンセンターでハーレム野外コンサートに出演、東海岸のツアーなど、まだまだ列挙できます。2001年にはリーダーバンド(池田篤、野本晴美、高橋徹)で初の日本ツアーを行い、その後はほぼ毎年日本ツアーで全国を回りました。

多田さんは中村さんと井上さんをニューヨークコンビと呼んでいます。二人はかなり個性が違いますが、「ニューヨーク」をキーワードにして比べると共通点、相違点が見えてなかなか面白いです。

大きな共通点は二人とも、良い意味でいい加減(笑)。中村さんの米国行きは直球型の無計画。井上さんのニューヨーク行は「ちょっと一か月だけ行ってこよか」というゆとり型無計画。4年後に今度は半年行ってこよかな、となり、その次はやっぱりまた行きたいな、2、3年は勉強して帰ってこようかという、表面的にはなんともゆるーい感じです。しかも3度目の渡米も音楽学校に行くつもりはなくて、ビザが切れそうな頃に、音楽学校でビザを出してもらおうかというわけでニュースクールに入学したとのこと。

井上さんは滞米中の2005年に別のメディアから受けたインタビュー(https://www.andvision.net/interviews/interview/12-satoshi-inoue-jazz-guitar.html参照)で、このような渡米のいきさつを語り、「もともとレイジーな性格ですから」と語っています。井上さんは同志社大学卒業後もそのままプロとして演奏活動を続けていたので、6か月の滞在中に、やはり中村さんと同じくストリートミュージシャンをやったり、ジャムセッションに行く中で、仕事の話も舞い込んで、「俺ひょっとしたらニューヨークでいけるかも」という感触を得ていました。

こうして二人とも、もう少し、もう少しと考えているうちに、中村さんは滞米22年、井上さんは21年経っていて、偶然ながら帰国したのは同じ2010年でした。中村さんが「猪突猛進」なら、井上さんは「得意淡然、失意泰然」と言えるでしょうか。

上の写真は2013年に白崎彩子さんとデュオで演奏して頂いた時です。120%の笑顔でしょ。中村さんはこの笑顔でパワー全開で野太い音をブンブン鳴らし観客に迫ってきます。一方、井上さんの笑顔は柔らかくて、そう、中牟礼さんとのデュオの時のように、こんなのどう?これはいかが?とにこにこしながら共演者をあおり盛り上げます。ソロでは、別の曲のメロディーを挟んだりしてニヤッと笑ったりする、懐の深い笑顔です。

今回の3人は笑顔のキングでもあります。なかでも中村さんははじけるような笑顔でまっすぐに訴えてきます。その思いは
「ジャズは世相に影響される音楽だと思うし、僕も今生きている世界の出来事を音楽で描きたい。僕の場合は平和のメッセージを託したい」

はやゴールデンウィークも終わりです。5月後半のスケジュールに、5月20日(土)のライブの予定を入れてくださいね。
ご予約はルヴェソンヴェール(042-677-3301)にお電話でお願い致します。このサイトのメールフォームからもお申込みくださいませ。



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